お墓の施工例

基礎だけでもリニューアル

ここでは、実際の改修工事を例にしてご説明いたします。

  施工前

当初は、全面改築の予定でした。

しかしながら、墓碑本体が国産御影石(稲田石)を使っており、
同じ石で改築となるとかなりの費用がかかります。
お客様の予算をはるかにオーバーしてしまいました・・・。
かといって、中国産御影石にグレードを下げたくない・・・。

お客様のご希望は、棹石にひびが入っておりそれだけは取り替えたい、
また外柵も最低限変えたいとのことでした。
それで、当社では
「外柵は中国産の稲田石の目に近いもので、棹石は国産稲田石で」
という提案をいたしました。

外柵の形状に関しても、既存のものに近い石張りのものから、
最近の手の込んだものまでご提案いたしましたが、
「普通のものが良い(親柱式延羽目)」とのことでした。
また、お客様は「お墓の身長が高すぎて、不安定に感じる」と言う不満があったようで、
(実際に、一般的なお墓よりも細長い寸法になっていました)
「棹石は一般的な寸法で」という注文がございました。
(最初は蓮華台も要らないというお話もされていたのですが、
それは私が「蓮華台を捨てるのはもったいない!」という事で撤回してもらいました。)

お話の中で「雑草を取るのが面倒」というお話をされてましたので、
上面総石張りをご提案。
お客様は最初は「全面本磨き」をご希望でしたが、
当社では安全性の確保から階段や敷石の上面に本磨きを使用することはしません。
(雨の日や雪解け時のお参りの時は、磨きですと滑りやすくて危険なのです!
見た目を考えると磨きの方が良いのですが、
「お墓参りで怪我をした」では仏様に対しても面目がたちません・・・。)
しかしながら、無下に否定するわけにもいきませんので、
「2段目の階段の奥行きを少なくして、また敷石にもボーダーをつけ、
その部分の上面だけはアクセントとして本磨き」

という妥協案を提案いたしました。

(他にも様々な提案等があったのですが、この時点で長くなりすぎたので省略)

  施工後

ちなみに、蓮華台から芝台石までは既存のものです。

既存の基礎の上から石を張っていきますので、
どうしても芝台の下から2〜3cmは隠れてしまい、芝台が低くなった印象を受けます。
また、棹氏を6cm程低くし、代わりに少し太めにしています。
これだけで、以前に比べてお墓に安定感が出てきました。

外柵も、かなり凝った形状も提案したのですが、
墓碑が既存のものですので、お墓と外柵のバランスを考えると、
外柵自体は無難な形状ですが、組み合わせとしてこれがベストだと思っています。

お客様はご満足されていました。ありがたいことです。

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